f_setlabel

ボリュームにボリューム ラベルを設定します。

FRESULT f_setlabel (
  const TCHAR* label  /* [IN] 設定するボリューム ラベルへのポインタ */
);

引数

label
設定するボリューム ラベルを示すヌル文字'\0'終端の文字列へのポインタを指定します。

戻り値

FR_OK, FR_DISK_ERR, FR_INT_ERR, FR_NOT_READY, FR_INVALID_NAME, FR_WRITE_PROTECTED, FR_INVALID_DRIVE, FR_NOT_ENABLED, FR_NO_FILESYSTEM, FR_TIMEOUT

解説

文字列の先頭にドライブ番号を含む場合は、その論理ドライブに対して設定されます。含まない場合は、デフォルト ドライブに設定されます。ボリューム ラベルを削除するときは、ヌル文字列を指定します。ボリューム ラベルのフォーマットは、ファイル名(SFN)とほぼ同じですが、次の点が異なります。

【補足】 標準システム(Windows)では\xE5で始まるボーリューム ラベル(CP932なら「薔薇」など)の扱いに問題があります。このため、この関数ではそのような名前は無効として処理しています。

対応情報

_FS_READONLY == 0で、且つ_USE_LABEL == 1のときに使用可能です。

使用例

    /* デフォルト ドライブにボリューム ラベルを設定 */
    f_setlabel("DATA DISK");

    /* ドライブ2にボリューム ラベルを設定 */
    f_setlabel("2:DISK 3 OF 4");

    /* ドライブ2のボリューム ラベルを削除 */
    f_setlabel("2:");

参照

f_getlabel

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